EIZO の FlexScan L997 はパネルを90度回転させることができ、縦長のディスプレイとしても使える。さらに、グラフィックカードとOSが対応していれば自動的に画像の表示方向も切り替わる。この機能は ActiveRotationII と呼ばれている。
ところが、この機能は MacBook (Early 2008) とは相性が悪い。縦長だと認識してくれない。グラフィックチップの問題なのか、Mini Display ポートの制限なのか不明だけど、1600 x 1200 (縦長)の表示エリアを生かすことができず、中央部の 1024 x 768 の部分にだけ表示されてしまう。
Snow Leopard にアップデートしたので、何か変わっているかもしれないと思い、試してみた。結果は・・・× 。
うーんん(´・ω・`)
このとき、ふと気がついた。「ActiveRotation を切れば良いんじゃないの?」と。
もともと、Mac OS X のディスプレイの設定には表示を回転させる項目がある。90度ごとに、4方向に表示を切り替えられる。L997 の機能ではなく、OS X の機能で表示を回転させれば良い。で、やってみた(↓)。
送信者 Macをプログラミング |
うまくいった。
手順は、(1) L997 の設定で「ActiveRotation II」を無効にする、(2)OS X で「システム環境設定」>「ディスプレイ」を開き、L997側の「回転」を「90度」に設定する、というもの。
MacBook を買ってから1年以上たって気付くなんてなぁ・・・。
ちなみに、↑のスクショに写っている背景画像は、どちらも Snow Leopard で追加されたもの。L997 側の方は Snow Leopard のパッケージなんかに使われているもの。MacBook 側のは雪豹が山(ヒマラヤとかかなあ)を歩いている様子。雪豹、かわいいよ。